終活アドバイザーとは?独学でも取得できる資格なのか

終活アドバイザーとは、人生の後半期に向けての様々な課題に対し総合的なライフプランの設計をサポートする専門家。

終活の基礎知識をはじめ、社会保険制度、財産管理や相続対策、公的制度の仕組み、お葬式のことなど、幅広い知識が必要です。

こちらのサイトで終活アドバイザーについて分かりやすく解説されています。

ここでは、独学で資格の取得ができるのか、収入や求人、試験の難易度まで終活アドバイザーの事を詳しく解説します。

終活アドバイザーとは?独学でも取得できる資格なのか

終活アドバイザーと終活カウンセラーの違いとは?

終活アドバイザーと終活カウンセラーの違いは、一言で言うと、「勉強する中身が違う」ということになります。

終活アドバイザーは

社会保険制度・年金・医療・介護・葬儀・お墓・不動産・金融資産・財産管理・住まい・相続・遺言・死後の手続き

などに関することを学びますが、

終活カウンセラーは

介護・保険・相続・遺言・葬儀・お墓・健康

に関することを学びます。

終活アドバイザーは、終活カウンセラーの上位互換という感じでしょうか。

終活を幅広く勉強したい人であれば、終活アドバイザーをおすすめします。

FPに終活アドバイザーの資格は役に立つ?

ファイナンシャルプランナーは金融・税制・保険・年金など、幅広い知識を持っていますが、ここに終活アドバイザーの終活に関する知識をプラスすれば、人生後半期のライフプランについて、適切なアドバイスや細やかなサービスを提供できるようになります。

また、他のFPさんとの差別化にもなるので、ファイナンシャルプランナーの方が取得するおすすめの資格といえます。

終活アドバイザーの仕事内容から給料、収入(年収)について

終活アドバイザーさんの仕事内容は

  • 終活に関するセミナーなど
  • 終活に困る人へのアドバイス
  • 専門家の紹介やコーディネート

などとなります。

終活アドバイザーの年収は、勤務先によって大きく開きがあります。

ちなみに、終活アドバイザー専門の職種での求人はなく、他の業務と合わせて行うことがほとんどのため、「終活アドバイザー単体での給与」というデータはないと思います。

例を挙げると、医療・福祉の分野で終活アドバイザーとして活動する場合は、400万円前後の場合もあります。

ただ、介護福祉士やケアマネージャーなど、終活アドバイザー以外の資格を持っていれば年収もそれに準じたものになります。

終活アドバイザーは国家資格なのか?

終活アドバイザーは国家資格ではありません。

NPO法人ら・し・さが運営する終活アドバイザー協会が主催する民間の資格です。

「終活アドバイザー」の検定講座で、資格を取るためにはユーキャンの講座を受講することが必須条件となります。

国家資格ではないとはいえ、日本は、近い将来に超高齢化社会を迎えると言われており、高齢人口に関する問題がさらに増加することが懸念されています。

そんな中で、本人や家族の負担を少しでも和らげるため、終活アドバイザーの役割は重要さを増しています。

そのような背景からも終活アドバイザーの資格は国家資格ではないとはいえ、とても将来性の高い資格といえます。

終活アドバイザー資格試験の難易度、合格率は?

終活アドバイザーの資格は、上記の通り国家資格とは違い民間資格のため、難易度は高くありません。

ユーキャンの講座を受講したうえで認定試験を受けますが、その合格率は98%で、ほとんどの人が合格できるでしょう。

試験は、マークシート式なので選択肢の中から答えが選べます。

また、試験の60%以上が正解であれば合格となります。

終活アドバイザーは独学で取得できる?通信講座の費用とは?

終活アドバイザーは独学で取得することはできません。

その理由は、ユーキャンの講座を受講することが必須条件となるためです。

ユーキャンの終活アドバイザー講座の費用は、35,000円+税です。

また、資格合格後は、終活アドバイザーの資格を認定する『NPO法人ら・し・さ』の協会で登録をする必要がありまして、その登録には、別途年会費と入会金が必要です。

入会金:4,000円

年会費:6,000円

初期費用として、5万円弱。そして、毎年の年会費として6,000円がかかるという感じです。

終活アドバイザーの独学におすすめのテキスト、本

上記の通り、終活アドバイザーは独学では取得することができない資格のため、テキストや参考書などは購入する必要がありません。

ユーキャンの終活アドバイザー講座では、教科書3冊とエンディングノート1冊がテキストとして届きますので、その教科書で学習すれば問題ありません。

終活アドバイザーユーキャンの評判や口コミをご紹介

終活アドバイザーユーキャンの評判や口コミですが、終活アドバイザーの資格は他の通信教育の会社では取り扱っていないので、比較することはできませんが、テキストもしっかりとしていて、資格取得までのスケジュールも分かりやすく、迷うことなく資格取得までたどり着けると評判です。

資料は無料で請求できるので、まずは資料請求から始めるようにしてください。

終活アドバイザーの就職、求人状況。東京、大阪、福岡、札幌

終活アドバイザーとしての単体での求人というのは少ないのですが、やっぱり時代として必要とされているため、以下のような職種で見つかりました。

  • 終活アドバイザー/営業系
  • 海洋散骨
  • 葬儀等のコールセンター
  • 葬祭ディレクター
  • 冠婚葬祭アドバイザー
  • 葬祭の案内と葬式運営の補助

地域も東京や大阪などの都心だけでなく、終活自体は地域に縛られないので、地方でも求人が出ているのが特徴です。

終活アドバイザーの資格を取得している有名人、芸能人のブログを紹介

終活アドバイザーの資格を取得している有名人、芸能人は見つけることができませんでしたが、終活をしている有名な芸能人としては

  • 財前直見さん
  • 坂神忍さん
  • いとうあさこさん
  • 泉ピン子さん
  • 秋野暢子さん
  • 中尾彬・池波志乃ご夫婦
  • 高畑淳子さん
  • 夏木マリさん

などなど、たくさんの人がいます。

ブログでも語っている人もいるので、興味があれば公式ブログをチェックしてみてくださいね。

終活アドバイザーがあなたに向いているのか

まず、終活アドバイザーに向いている人はこんな方です。

  • 自分と向き合う時間を持つのは大切だと思っている
  • エンディングノートの作成に興味がある
  • 自分だけでなく、人のためにもなる知識を得たいと思っている
  • 仕事にもプライベートにも活かせる資格がほしい

こんな風に考えているのであれば、終活アドバイザーに向いているかもしれません。

終活アドバイザーの知識はいろいろなところで使える

終活アドバイザーは、

  • 医療
  • 介護
  • 不動産
  • 葬儀
  • お墓

など、人生の後半期に必要となる、さまざまな知識に精通することになります。

そのため、終活アドバイザーとしての知識だけでなく、

  • 介護職員
  • 看護師
  • 葬祭業関係者
  • 金融業の窓口担当

など、日頃シニアと接し、相談を受ける機会が多い方にとっては、スキルアップにもつながります。

以下では具体的にどのような仕事と相性が良いか見ていきます。

ケアマネージャーと終活アドバイザー

ケアマネジャーさんは、介護、医療だけでなく、葬儀や相続、遺言などの相談に対しても、正確な情報で答えることが求められることが多い職種です。

高齢者を取り巻く総合的な知識を持つ終活アドバイザーなら、適切なアドバイスができるようになるので、信頼感が増します。

ファイナンシャルプランナーと終活アドバイザー

ファイナンシャルプランナーの場合は、終活に関する知識をプラスすることで、人生後半期のライフプランについて、適切なアドバイスや細やかなサービスを提供できるようになります。

老後に備え、いったいどれくらいの資金を用意しておけばよいのかなど、将来の具体的な話ができますので、お客様からの相談も増えます。

試験は自宅で受けられるので、コロナ感染の心配もなし

試験は自宅でご都合のよいタイミングで受けられるので、わざわざ会場へ足を運ぶ必要もなく、新型コロナウイルスの感染も心配する必要がありません。

ということもありかなり人気の資格です。今取る資格としてはとてもおすすめできます。

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