リンパケア検定の難易度について。過去問などの独学で合格できるのか?

リンパケア検定の難易度、合格率は?

リンパケア検定の難易度や合格率は公表されていません。

ただし、○×と4択形式で7割以上の正答率であること、随時Web受験ができて何度でもチャレンジできることからは、試験難易度は低めで合格率も割と高い方と考えられます。

※7割以上の正解率で合格(1級:42点以上 2級:35点以上)

リンパケア検定は医療従事者を対象にしたものではありませんので、特別な専門的な知識や技術が必要とはされません。そのため、医療分野に携わっている人であれば比較的簡単に合格できるでしょう。

リンパケア検定は医療分野に精通していなくても受験することができますが、専門用語や知識が多少必要となる場合もありますので、初心者の方には少し難しいところがあるかもしれません。

リンパケア検定の過去問はどこから購入できる?

リンパケア検定の公式テキストはアマゾンや楽天などで購入できます。

購入するならポイントがつく楽天がおすすめです。

一級の公式テキストはこちら

リンパケア検定1級公式テキスト リンパ系・リンパケアの知識/施術の実際 [ 日本リンパ協会 ]

 


2級の公式テキストはこちら

リンパケア検定2級公式テキスト リンパケアの基礎知識と基本手技 [ 日本リンパ協会 ]

 

リンパケア検定の公式テキストとはどういうもの?

リンパケア、リンパトリートメントを学ぶ人の基本テキストです。

このテキストにはリンパケアに必要な基礎知識~セルフリンパケアの手技を余すところなく掲載されています。

「リンパケア検定1級」公式テキスト

骨格や筋肉などからだの構造と仕組み、リンパの構造と仕組み、からだのむくみとリンパ、免疫についてなどの他、他人に対してのリンパケアトリートメントの準備や好転反応などについても詳しく載っています。

「リンパケア検定2級」公式テキスト

リンパケアの基礎知識や技術、医学的解剖学的な理論、セルフケア、表情筋ストレッチ、生活術、リンパ体操、リンパの流れチエックなどを網羅。医学書に書いてあるリンパ学の内容は難しいものですが、オールカラーで図解や写真も入れてまったく初めての人にも理解しやすくなっています。

ぶっちゃけ、リンパケア検定は独学で合格できるのか?

結論から言えば、リンパケアを独学で習得することは可能です。

ただし、独学での習得には難しい点があります。

リンパケアは的確にリンパを刺激する施術。そのため、誤った知識でリンパケアを行った場合、まったくリンパが刺激されていないということも少なくありません。

その場合、どれだけ施術してもリンパが流れず、老廃物や水分が残ったままという結果に。そこで力を入れて押してしまうことで、肌や筋肉を傷めるなど、身体にとってマイナスの結果になってしまうこともあります。

もちろん、書籍やネットの情報を参考に、どこにリンパが流れているのか、どんな刺激を行うことでリンパの流れにつながるのかなどの理論や知識を身につけることは可能です。

しかし、知識と実践では大きな違いがあるもの。さらに人間の身体は一人一人異なっているため、知識がそのままでは通用しないというケースも多いもの。

独学では理論を身につけることはできても、実際のリンパケアができるようになるのはなかなか難しいかもしれません。

リンパケア検定はユーキャンで取得できる?

ユーキャンにもリンパケア講座があります。

ですが、リンパケア検定1級、2級とは異なるものです。

とは言え、ユーキャンのリンパケア講座では、受講期間内にすべての添削課題を提出し、資格試験で基準点をクリアすれば、日本リンパ協会より『パーソナルリンパケアリスト』資格が認定されます。

日本リンパ協会はリンパケア検定を実施している団体です。

希望者には協会から認定証・認定カードも発行してもらえますので、しっかりと資格取得をアピールすることができます。

まずは資料請求してみてくださいね。

ユーキャンのリンパケア講座

リンパケア検定を取得するとどんな仕事に就ける?

リンパケア検定の資格取得者はリンパの流れを良くすることで、症状を改善に導きます。

疲れた足のむくみから、肩こり腰痛まで、幅広い悩みに対応できるため、職場の範囲も広いです。

リンパケア検定を取得した人の職場と、職場に応じた仕事内容は以下のようなものです。

  • リンパマッサージ店・エステサロン
  • 医療現場・施設
  • 美容アドバイザー
  • 独立開業
  • YouTuber

上記のよう様々な専門職に就くことができる可能性がありますが、資格取得だけでなく、実務経験や知識も必要となる場合があるため、それらにも注力することが大切です。

リンパケア検定の日程と試験日

リンパケア検定はインターネット受験が可能です。

WEB受験は

  • 2級が50問30分間(50点中35点で合格)
  • 1級が60問40分間(60点中42点で合格)

です。

現在は、リンパケア検定(会場受験)は実施していません。

リンパケア検定1級と2級の違いとは?

リンパケア検定1級と2級の違いは学習する内容です。

リンパケア検定2級

お金をかけずに自分と家族のケアをしたい方向けに、からだやリンパ系に関する一般的な知識、禁忌、リンパの流れをよくする生活術など基本的な内容を学びます。

・リンパ体操・表情筋リンパ体操・セルフリンパマッサージの方法 など

リンパケア検定1級

セラピスト、介護士、看護師、医師などのお仕事をされている方向けの内容です。

からだやリンパ系に関する2級より踏み込んだ医学的な知識を学べます。

・細胞と組織・器官系の役割・症状別ケア・他人へのセラピー、法律など

なお、1級検定を受験するためには、2級の資格を持っていないとだめです。

リンパケア検定に合格すれば看護師になれる?

看護師になるためには、国家試験に合格し、看護師免許を取得する必要がありますので、リンパケア検定に合格しただけでは看護師になることはできません。

リンパケア検定は、リンパ浮腫の治療や予防、リンパマッサージなどに関する知識や技術を持つことを証明する資格であり、看護師に必要な医療知識や技術を全て網羅するものではありません。

ただし、リンパケア検定を取得していることは、看護師としてのスキルアップや、リンパ浮腫のケアに携わる際の知識や技術を身につけることに役立つことがあります。

看護師として働く場合でも、リンパケア検定を取得していることで、リンパ浮腫の患者さんに対してより専門的なケアを提供することができます。

まとめ

リンパケア検定は、リンパマッサージなどに関する知識や技術を証明する資格で、その資格を取得することで、エステティシャンなどの専門職に就くことができる可能性が出てきます。

ただし、リンパケア検定は、看護師になるための資格ではありませんので、看護師になりたいのであれば、国家試験に合格し、看護師免許を取得する必要があります。

既に看護師として働いている場合であれば、リンパケア検定を取得することで、リンパ浮腫の患者さんに対してより専門的なケアを提供することができるのはメリットになりますね。

ちなみにリンパケア検定は、医療現場だけでなく、エステティックサロンなどでも活用されています。

資格取得だけでなく、実務経験や知識の習得も重要ですが、ケアを提供するためには、リンパケア検定の取得は有効な選択肢の一つと言えます。

公式テキストの独学から、いきなりテストというのも悪くありませんが、確実性を求めるのであればユーキャンのリンパケア講座で資格を取得するのもおすすめですね。

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