胆管がんの治療法は?早期発見が難しいがんだった

先日、任天堂の岩田社長が亡くなりましたね。死因は胆管の腫瘍、いわゆる胆管がんでした。岩田社長は55歳と言う若さで亡くなったのですが、どうしてそんな若さで無くなってしまったのでしょうか。

胆管がんの治療法は?早期発見が難しいがんだった

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胆管がんは以前は珍しいがんと言われていたのですが、2013年度の胆のう、胆管がんでの死亡者数は約18200人。

この数からはめずらしいがんとは言えない状況です。

どうして、このがんは若くして死亡する可能性が高いのでしょうか。

胆管がんは早期発見が難しい

胆管とは肝臓で作られた胆汁を十二指腸まで運ぶ通り道のこと。

胆のうを含めた全体のことは胆道と呼ばれています。

がんの早期発見方法としては、

  • 超音波検査
  • 血液検査

があげられますが、初期段階では腫瘍が小さすぎて超音波検査で見つけるのが極めて難しいがんなのです。

がんを治すには早期発見が重要ですが、これが難しいことが死亡率が高くなっている要因です。

PET検査であれば見つけられる可能性はありますが、それも万能ではありません。

胆管がんになると

胆管がんになると皮膚や目の白い部分が黄色くなる黄疸がでたり、腫瘍が大きくなると腹痛が起こることがありますが、いずれも初期段階ではなくある程度進行してから現れる症状なので、このような症状に気付いても手遅れとなることがほぼという状況。

 

治療方法はないのか

そんな胆管がんへの治療方法としては手術がありますが、それ以外だと抗がん剤投与もあります。

残念ながら、それも延命治療と国立がん研究センターの先生は言います。

とにかく、5年相対生存率が2割程度と死亡する確率がとても高いがんなのです。

 

原因は

原因はまだはっきりとしていないようです。

ただし、不思議なことに日本や韓国などの一部の地域で良く見られるがんとのこと。

昨年、印刷会社の社員17人が胆管がんを発症し、うち9人が死亡した問題があったことは記憶に新しいです。

その原因は、

  • ジクロロプロパン
  • ジクロロメタン

という化学物質が原因と言われていますが、はっきりしていない部分はあるようです。

なお、欧米ではあまり見られないがんのため、希少がんと認識されていましたが、最近では患者数の多さから欧米の研究者も関心を持ち始めてきているとのこと。

今後、診断方法や治療法が見つかる可能性は十分にあると考えられています。

 

がんなどの病気は遺伝もありますが、免疫力の低下が原因とも言われています。

免疫力を上げると言ってもどうやってあげればよいかわかりませんが、ブロリコという成分であれば自然免疫力を上げることができると言います。

ブロリコと言われても馴染みのない成分ですし、どのようなものかわかりませんよね。

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