フジツボがくっつくといろいろ大変ですね。そんなフジツボがくっつかなくなるといいます。
フジツボや貝がくっつかないツルツル加工
九州大学の教授らが、船艇の底やプロペラなどの表面にフジツボや貝がくっつかないようにする表面加工技術を開発。
これは表面がツルツルしていて、タンパク質がくっつきにくい血液細胞の膜の表面構造を参考にして開発されたようです。
フジツボなんかがくっつかなくなると船のメンテナンス費用の削減や燃費向上につながることになります。
実用は2から3年後になるようですが、楽しみですね。
フジツボがプロペラにくっつくと水の抵抗が増えて燃費が悪くなるんですね。
マメに掃除ができればよいのですが、長期の航行などの場合は仕方なくそのまま航行することになるので、燃費への影響が結構なものになります。
生物がつかなくなる塗料というものもあるようですが、環境汚染や途中ではがれてしまうなど、なかなかうまくいかないようです。
血液中にはたくさんのたんぱく質が溶けているのですが、不思議と赤血球には何もつかないところに目を付けたもの。
ガラス板に新素材を貼りつけてフジツボや貝を上に乗せたところくっつかなかったようです。
1年間の航海でフジツボがつくと、推進力が2割ダウン。船の抵抗が5割から7割も増えるそうです。
フジツボパワーおそるべしですね。
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