Googleでは、SSL対応しているサイトを上位表示するための要素とすると言っていますね。
そうなると、SEO的にSSL化することを考えなければなりませんが、SSLって言われてもなんのこと?という感じかと。
たいていブログなんかやっている人は、レンタルサーバを使っていると思いますが、企業サイトでもレンタルサーバだったり、AWS使ったりと言うのが現在の主流ですかね。
で、レンタルサーバ会社でSSL対応しているところはあるのですが、ちょっとお高いんですよね。
SSLにあんまり費用をかけたくないのであれば、格安でSSLだけを販売しているサイトから購入して、それを使っているサーバへインストールすればよいわけです。
ということで、格安に購入したSSL証明書を持ち込めるレンタルサーバ会社を探してみたところ一社しかありませんでした。
SSL証明書を無料でインストールする方法 | レンタルサーバ編
SSLはどうして高いのか?
ちょっとその前に、SSLの価格についてです。
レンタルサーバ会社のSSLって高くないですか?
シマンテックや、グローバルサインのSSL自体はそもそも高いわけで、それでも定価より安くしているホスティング会社もありますが、ちょっと「はいそれ」と導入に踏み切るには二の足を踏んでしまうお値段ですね。
SSLなんてこういっちゃなんですが、証明書って言ったってただのデータなわけで、特にドメイン認証なんてシステムさえ構築できちゃえば、コストはそのシステム維持費くらいなので、たいして運営費だってかからないはずです。
と、これは認証局側の話で、ホスティング会社だって独自ドメインなら設定なんて簡単に出来るはずなので、SSLの費用は仕方ないとしても、設定費用で数万円も取るところもあって、そうなるとぼったくりとしか言いようがないです。
とはいえ、ホスティング会社がぼっているわけでもなく、そもそもSSLは高かったりするわけです。
SSLは本当にSEOの効果があるのか?
GoogleはSSL対応しているサイトを上位表示するとは言っているものの、SEO的にどこまで効果があるかは正直未知数です。
シマンテックのメルマガには以下のようなことが書かれていました。(一部を抜粋)
Googleでは、同社が提唱する「HTTPS everywhere」の一環として、ランキングシグナルにHTTPSを使用するという方針を公開しました。これは、Googleのランキング アルゴリズムにおいて、Webサイトに常時SSL化が導入しているかどうかをシグナルとして考慮するというもので、当然ながら検索結果にも影響します。より安全なインターネットの実現を目指す、Googleの姿勢を反映した施策と言えましょう。
まあ、認証局側にとってはSSLを売るチャンスなので、ここぞとばかりに押しまくるでしょうね。
でも、このSSL導入の影響度は1%程度とも言っています。
どこまでコストをかけますか?
SEOの話だけでなく、個人情報を登録してもらったりクレジットカードの番号を入力するようなイーコマースサイトを運営しているのであれば、今やSSLは常識、必須と言えますが、ブログのみの運営なんかであれば正直SSLにそこまでコストかけたくないですよね?
でも、お問い合わせフォームくらいはあったりしますので、そこにはSSL導入したいところですが。
お問い合わせフォームくらいであればホスティング会社で用意している共有SSLを使う手もあるので、それを使えば話は終わりますが、SEOも考慮したものにしたい場合は、やはり独自ドメインにSSLを導入したいです。
そこで、コストをかけずにSSLを導入する方法を探すわけです。
低コストでSSLを導入する方法
ちょっと前置きが長くなりましたが、格安に購入したSSL証明書を持ち込みインストールできるレンタルサーバ会社を探してみました。
ポイントは
- 安くSSL証明書を購入する
- そのSSL証明書を持ち込み設定する
です。
まず、格安SSLはこちらで買えます。最安で年額990円です。
そして、レンタルサーバ会社ですが、いろいろ探したのですが、意外な結果が。
無料で持ち込み出来るのは、さくらインターネットだけなんです。
さくらインターネットはスタンダードプラン(月額515円)からSSLサーバ証明書の持ち込みが可能になっています。
特に設定料なども追加で発生しません。
ほかにも持ち込みが出来るホスティング会社を探してみたのですが、ほとんどが持ち込み不可で、出来たとしても10,000円以上の手数料をとったりと、ちょっと信じられないような感じでした。
その点、さくらインターネットは持ち込み対応について寛大ですね。
でも、設定は自分でやらなければならないので、そのあたりはちゃんと認識しておいた方が良いですよ。
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