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皮膚がんなどから肺に転移する肺がん。そのメカニズムは肺にできた炎症が引き金になっていることが分かっています。その炎症を引き起こすのもがん。肺の炎症を抑える物質が見つかりました。

がんの転移を抑えるエリトランとは

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がんの動きとして転移先の臓器に炎症を起こして、それを足がかりとして転移するということが分かっています。とても厄介で人々を困らせている原因です。

その炎症を起こす免疫反応を抑える物質が見つかりました。

エリトランとは?

その物質はエリトラン。

エリトランとは、細菌の感染に対する過剰炎症反応である重症敗血症に対する治療薬候補のことで、エーザイが敗血症のために開発を進めていたものですが、最終的に開発を断念した物質。

東京女子医科大学の研究ではエリトランを投与したマウスでは、炎症の指標となる白血球の数が減り炎症を抑えることができることが確認されています。

 

これは、

  • 乳がんの肺転移
  • 肺がんの別部位への転移

などをはじめとするがんの転移の抑制につながる可能性があるもので注目されています。

 

さらに従来のがんが増えることを抑える抗がん剤とぶつかることがないので、併用することもできるというのも大きなメリットです。

 

がんは早期発見して治療することでかなり良くなるケースは増えてきていますが、転移については常に心配していなければならないもの。

このエリトランが実用化されて転移を抑えることができるようになれば、がんを患ってもその後の転移の心配が減ることになるので心強いですね。

 

エーザイは開発を断念したのですが、安全性を確認するための試験は終わっているので、効果を確認することができれば割と早い段階で実用化できるのでは?と言われています。

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