絶対ゆるまないといわれているハードロックナット。その仕組み原理はどうなっているのか見てみたら、すごかったです。

これは簡単に緩んだりしないですね。

ハードロックナットの仕組みは?構造はどうなってるの?

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ハードロックナットは、クサビの原理を使ったナットです。

このクサビにより、緩みを止めているんですね。

 

そもそも、クサビとは木造建築などに用いられている技法で、木が組み合わさっているところにクサビと呼ばれる緩み止めを打ちこんで緩みを止めるもの。

 

これを、ナットに応用したものがハードロックナットというものです。

その構造はシンプルで、ナットとネジの間にクサビを打ち込んで緩み止めをするというもの。

ただ、その都度クサビを追加で打ち込むのは非現実的。

 

そこで、考えられたのが、1本のボルトに「凸凹」形状の2つのナットと使う方法です。

これは絵を見てもらったほうがよいですね。

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凸形状の下ナットは、凸形に加工する際に芯を少しずらしてクサビの役割を。

凹形状の上ナットは、凹形に加工する際に芯を逆にズラさないことで、ハンマーでクサビを打ち込んだことと同じような効果が。

この2つのナットががっちりかみ合えば、緩みがまったく起きなくなるという仕組みです。特許商品です。

この動画の振動をかけた結果のところ(すごい!)をみると通常のナットとの違いがよくわかります。

シンプルですが、なかなか良くできたナットですね。

 

このハードロックナットは多くの現場で使われていて、

  • 新幹線
  • 明石海峡大橋
  • 東京スカイツリー
  • スペースシャトルの発射台
  • 海上掘削機
  • 豪州、英国、ポーランド、中国、韓国の鉄道
  • ボブスレーのそり

などで導入されていて、さらに、

  • ボーイング社(航空機)
  • ロールスロイス社(自動車)

などからも現在引き合いがあるといいます。

 

こういう技術って日本ならでは、ですよね。

 

こんなに凄いハードロックナット。さぞ、高価なのかしらと思いますが、そうでもないですね。

おひとついかがですか?

 

ステンレス ハードロックナット M5 1個